見学会:旧陸軍被服支廠倉庫を視る。 |
日 時: | 2014年11月30日(日) ・敷地内見学 14:30〜16:30(時間中は自由に入退場できます) ・解説ツアー 15:00〜15:15、15:30〜15:45、16:00〜16:15(合計3回) |
会 場: | 旧陸軍被服支廠倉庫(広島市南区出汐)(地図) |
交 通: | 現地には駐車場がないため、バス・電車等をご利用ください。 バス: 広島駅などから広島バス(赤バス)31号線県病院方面行きに乗車し「出汐2丁目」で下車、徒歩3分。 電車: 広島電鉄5号線(比治山下線)「皆実町2丁目」電停で下車、徒歩15分。 |
主 催: | アーキウォーク広島 |
定 員: | 定員はありません。ただし解説ツアーへの参加は先着30名/回 となります。参加希望者は当日受付にて整理券をお受け取りください。 |
参加費: | 無料(事前申込みは不要です。当日直接現地へお越しください) |
旧陸軍被服支廠倉庫は、軍服・軍靴を製造する軍需工場の倉庫として1913年に建設されました。 壁はレンガの組積造で、内部にはRC(鉄筋コンクリート)の柱・梁があります。レンガとRCの併用構造と思われ、RC黎明期の試行錯誤をうかがわせる建築史上貴重な事例となっています。20世紀初頭のRCは世界的に見ても古く、国内では最古級です。 デザインを見ると、赤レンガによる「レトロな外観」とコンクリートによる「モダンで広い室内」が両立する珍しい形態です。装飾はわずかに繰形が見られる程度で極めて少なく、同年代の旧産業奨励館(原爆ドーム)ともども様式建築とモダニズムの中間にある作品と言えます。 また、現存する数少ない被爆建築の一つであるとともに、かつての軍都広島の様相を実感をもって知ることのできる唯一の場所ともなっています。 |
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